精神病は改善が可能【心の病解決救急センター】

医療

理解されにくい病気

相談

多くの情報から知られるようになってきた精神病ですが、症状に苦しんでいる本人は認めようとしないことが多いです。しかし、症状は進行してしまう可能性が高いので、放置しては危険です。病院で治療を受けさせるためにも、無理に自覚させようとはせず、自然に促していくことが大切です。

精神の病気

カウンセリング

精神病に対して短絡的な認識を有している人が、残念ながら存在しています。しかし、精神病を患っている人は、脳の情報処理機能が何らかの原因で正常に働かなくなってしまっているだけです。脳の不具合が発生している箇所や程度によって、周囲の人や自分自身に対して攻撃的な行動を取ってしまうケースが稀にあります。そのような場合は、安全を確保するために隔離治療を行う必要がありますが、そのような危険性がない限り、社会の中で普通に暮らしていくことが可能です。 精神病の診断基準や正確な定義は、まだ確立されていません。様々な機関が独自の基準で精神疾患の分類を行っているため、心の病と精神の病が一緒くたにされているのが実情です。しかし、ごく大雑把に言ってしまうと、心の病というのは自分が異常であることを患者自身が認識している状態であり、精神の病の場合は患者自身に異常の認識がない状態だと言うことができます。 たとえば、不慣れなことに直面した場合、誰しも多少の不安を感じるのが普通です。病気でない人は不安な気持ちを抑えて対応することができますが、心の病を抱えている人は、必要以上に強い不安を感じてしまい、対応することができなくなってしまいます。一方、精神病の人は、脳に入ってきた情報を正しく処理することができないため、人とは少し違った行動を取ってしまうことが多いです。 よく心の病のことを心の風邪と表現する人がいますが、精神の病は言うなれば脳の故障です。脳は非常に複雑な臓器であるため、今だにその全容が解明されていません。そのため、脳の故障に対する対応策は限られていますが、治療方法を工夫することによって精神病を克服できる可能性は十分にあります。

精神病の代表格としてあげることができるのが、統合失調症という名前の病気です。昔は精神分裂病という名前で呼ばれていましたが、病態を正確に表した言葉ではなかったため、統合失調症という呼び名に改められました。これは、簡単に言うと、何らかの原因で脳が過敏になりすぎ、入ってきた情報に適切に処理することができなくなってしまう病気です。思考と行動を統合することができなくなってしまうという特徴があるため、統合失調症という名称が付されています。 この統合失調症の症状には、幻覚や幻聴、妄想などの陽性症状、活動する意欲が起こらない陰性症状、自分が直面している事態に適切に対応することができない認知機能障害という3つの症状があります。昔は、遺伝的要素が大きい病気だと考えられていたため、治療することはできないとされていました。しかし、遺伝的要素が病気の発症と一定の関係を持っていることは事実ですが、あくまでも原因の1つにすぎません。また、最近の研究で、統合失調症患者には、脳の萎縮や前頭葉の機能低下が見られることが明らかになっています。これらが病気の発症と具体的にどのようにつながっているのかは、現段階ではまだ解明されていません。しかし、研究が進めば、新たな治療方法が見つかる可能性が十分にあります。 現在は、急性期には薬物療法を中心とした治療を実施し、その後患者の状態に合わせて、心理社会的療法を加えていくという方法が取られています。かなり長い期間に渡り薬の服用を続ける必要がありますが、この治療によって社会復帰している人が大勢います。つまり、精神病は治すことができる病気だということです。早めに精神科にて治療を行い、改善していくことが最も重要となっています。

心の病は改善できます

落ち込み

社会環境の変化により心のバランスを失わせ、心の病を患う事があります。特にうつ病等の精神病は早めに医師の治療を受ける事が先決です。薬物療法やカウンセリングにより治療しますが、生活環境の改善を心がければ、早期回復を期待できます。

心というものを考える

男性

「精神病」というものは、心の問題ですから、基本的には外部からは見てわからないものです。 しかしその様子や行動、雰囲気というものに、何らかの変調が見て取れるという面もあります。 そしてそれが自分であれ他人であれ、単独で解決が困難な問題でもありますので、できれば専門家等の助けを求めるべきでしょう。心療内科への受診がオススメです。